Givery
SESSION 02 / 30min / 座学主体

生成AI基礎 × M365 Copilot

生成AIの現在地と主要モデルを整理し、M365 CopilotとGitHub Copilotの強みを確認します。前半15分で「今のAI」を把握し、後半15分で手を動かします。

30分
前半15分(座学)+ 後半15分(操作体験)
Microsoft 365 Copilot
M365 COPILOT / 基本
M365 Copilotの2つの使い方

M365 Copilotには大きく2つの使い方があります。どちらで何ができるかを整理してから操作体験に入ります。

機能Copilot チャットCopilot in Excel
操作場所 microsoft365.com/copilot(ブラウザ) excel.office.com 内のCopilotサイドパネル
得意なこと ファイル添付・要約・質問回答・文章作成 表の分析・グラフ作成・数式提案
今日の使い方 CSVをチャットに添付して分析を依頼(このセッション + Session 04) Session 04で数式・VBA生成・Agent Modeを体験
今日のメインはCopilotチャット

Session 04のハンズオンでは、Copilotチャットへのファイル添付を中心に進めます。まずこのセッションでその操作感を掴んでおきましょう。

PROMPTING
プロンプトエンジニアリング 3原則

AIへの頼み方は「うまく言う」より「正確に伝える」です。3つの原則を口で説明できる粒度で押さえましょう。

原則 01

具体的に書く

「まとめて」は指示になりません。何を・どう・どんな形式で、まで指定すると意図が正確に伝わります。

変換例
// NG(曖昧) 売上を分析して // OK(具体的) A列のデータを取引先別に合計し 上位5件を降順で一覧にして
原則 02

段階的に頼む

複雑な依頼を1回で全部頼まない。ステップを分けると精度が上がり、意図のズレを早期に発見できます。

会話の流れ例
1回目: このデータの傾向を3点で教えて 2回目: 〇〇の部分を詳細化して 3回目: 表形式に直して
原則 03

制約を明示する

出力形式・文字数・言語を指定すると、そのまま使える回答が返ってきます。

制約の例
回答は箇条書きで3点以内にまとめること 日本語で、1点あたり50字以内 表形式で出力すること
発展:コンテキストエンジニアリング

プロンプトより先にデータを整える

AIの回答精度は「何を渡すか」で8割決まります。言葉を磨く前に、渡すデータを整える習慣が先です。

Session 04では「前処理ありCSV」と「欠損値ありCSV」で回答の差を実際に確認します。

HANDS-ON / 10min
操作体験:Copilotチャットに CSV を添付する
このステップで体感すること

プロンプトを変えると回答の形が変わります。「このデータの傾向を3点で教えて」と「表形式で出し直して」の2つを入力するだけで、出力の違いを実感できます。

Step 1(30秒):Copilotチャットを開く
microsoft365.com/copilot を開き、職場アカウントでサインインします。
Step 2(1分):サンプルCSVを添付する
入力欄左の「+ コンテンツを追加」→「このデバイスからアップロード」→ 事前配布のサンプルCSVを選択します。ファイル名バッジが表示されたら添付完了です。
Step 3(1分):最初のプロンプトを送る
PROMPT
このデータの傾向を3点で教えて
回答を確認します。どんな言葉で・どんな構造で返ってきたかに注目してください。
Step 4(1分):追加指示で形を変える
PROMPT
表形式で出し直して
同じ内容でも、プロンプトを変えると出力の形が変わります。これがプロンプトエンジニアリングの基本です。Session 04ではこの操作をより詳細なデータで練習します。
  • 「+ コンテンツを追加」ボタンが見当たらない → Session 01の環境確認に戻り、ライセンス状況を確認してください
  • ファイルが添付できない → CSVのファイルサイズが50MB以下か確認。.xlsxではなく.csvで保存されているか確認
  • 回答が英語で返ってくる → プロンプトの末尾に「日本語で回答してください」を追加
  • 「確認が必要です」という注記が多い → データに空白セルが含まれているためです。Session 04の前処理手順で対処します
出典・参考
Add content to Copilot Chat prompts - Microsoft Support FAQ about Copilot in Excel - Microsoft Support